海吉出村町内会の湯浅建夫さんのお宅は、門を一歩入るとたくさんのハイビスカスの花が目に飛び込んできます。
雅子夫人が、ご主人のインターネット情報の協力を得ながら丹精こめて作った苗木には、色も形もとりどりの花が咲き競う鉢植えで、まさにハイビスカスの百花繚乱です。
ハイビスカスといえば、写真などでよく見る赤い大きな花しか知りませんでしたが、これはまた写真に撮ったものだけで２０数種類、このほかにまだまだこれから咲く花のつぼみが濃い緑の葉に見え隠れするなど、観る人の心を捉えて離しません。
雅子さんによれば、「栽培しだして３年目。近在のお友達と３人で苗木を分け合ったり､ホームセンターでン百円の苗木を買ってきたりで、気がついたら１００鉢を越えていた」「どの鉢もみな花の種類が違うが、ハイビスカスの花は千種類以上もあるそう」「花の色形の多様さと、一日だけしか咲かない儚さに魅せられて････」雅子さんの目はやさしく輝きます。
寒冷季の管理だけ気をつけてやれば、５月から１１月ごろまで楽しめる息の長い花だそうで、雅子さんの花へ寄せる思いに応えて、これからも美しい花を咲かせ続けることでしょう。
ハイビスカスの花言葉 ： 「あなたを信じます」
（写真・文：小野田）