東中1組の江浦 進さんのお家(モンマート三宅の東方で、以前、出村の盆踊りをしていた場所のすぐ南の家)に、12月12日に画廊(ギャラリー)がオープンしました。

門柱に付けられたギャラリーの手作り看板

門柱に付けられたギャラリーの手作り看板

江浦さんは「海吉のゴッホ」を自称する今年84歳の洋画家で、お話によると昭和39年に初めて絵筆をとったそうですが、翌年には早くも中央画壇(東光展)や県展に入選、以来毎年のように創作と出展を重ね、県展では県教育長賞、山陽新聞社賞を受賞するかたわら、昭和47年には東光会員に推挙され、日展にも何度も入選しています。

この間、フランス、スペイン、イタリーへも絵画修行に渡欧し、個展、グループ展等を数回開催し、現在は昭和会展“招待”、県展“委嘱”の立場にあって、昨今は折に触れ興に乗じてキャンバスに向かう傍ら、月に一度は良子夫人とダンスを楽しむ余生の日々にあります。

邸内に別棟のアトリエがあり、そこが創作の城だったのをこのたび一念発起して画廊に改装し作品の数々を展示してありますが、「いままでに何点ほど描かれましたか」との問いには、「数百点・・・、いや、千点はあるかもしれない」とのことでした。

アトリエ兼ギャラリーでキャンバスに向かう江浦さん

アトリエ兼ギャラリーでキャンバスに向かう江浦さん

筆者は(ご近所のよしみもあり)オープン早々にお邪魔したわけですが、江浦さんは「みなさん、どうぞお遊びにいらしてください」とのことでした。

(文・写真:小野田)