4月16日午前10時から、出村公会堂で「海吉ダイヤモンドクラブ」(中村清司会長)の平成26年度総会が開催されました。

海吉ダイヤモンドクラブの総会

総会には会員54名中45名の元気なお年寄りが出席し、難波副会長の司会と中村清司議長のもと議事は整斉と進行し、物故者への黙祷、会長挨拶に続いて3人の新入会員(三島脩、白岩篤子、村田倫子のみなさん)の紹介がありました。

次いで、規約の一部改正、役員改選(全員留任)、平成25年度事業及び決算報告並びに監査結果報告、平成26年度事業計画及び予算案の提示が行われ、議案はすべて執行部提案のとおり満場一致で可決・承認されました。

残余の時間を利用し、小野田特別顧問による出席者遊撃インタビューが行われ、新入会員をはじめ、比較的高齢の3人の会員の示唆に富んだ元気な声が会場の空気をしばし和やかに震わせて行きました。

11時30分からは懇親昼食会に移り、続いて講演会のための会場の模様替え、舎前での記念撮影、再び席に戻って歓談をするうちに講師が到着されました。

午後1時からは青山 融(とおる)先生による文化講演会「岡山弁再発見」です。 先生は、すぐお隣りの海吉福吉町内会にお住まいの、間もなく65歳の東大出の岡山弁達者で、あふれる学識もさりながら、雑誌編集者という仕事の間に得た情報や街角で見聞きした生の体験などをもとに、ユーモアたっぷりに2時間になんなんとする熱講を展開され、会場は笑いと納得の相槌に揺らいでいました。

青山 融(とおる)先生による文化講演会「岡山弁再発見」

郷土に寄せる熱い思いと、話し言葉に対する豊かな感性に裏打ちされた氏のお話に、まさに「岡山弁再発見」をした岡山弁歴ン十年の会員たちは拍手で講師をお送りし、やがて海吉ダイヤモンドクラブの定期総会一連の行事はお開きとなりました。

(文・写真:小野田)